10/17(金)広島市に於いて「全海運・内航海運活性化プロジェクトチーム」と「全国青年経営者の会」との意見交換会が行われました。
この意見交換会は、将来の内航海運業界を担う青年経営者が自ら現状を切り開き、明るい希望に満ちた内航海運業界を構築して行って頂きたい、との願いが込められています。
平成21年度に活性化PTが中海連・九海連・四海連に設置されている青年部会(委員会)とそれぞれ個別に意見交換会を行ったのが始まりです。
翌22年度からは効率的な活動を目指す観点から、それぞれの青年部会(委員会)の代表者との合同会議として、また、25年度からは3地区の青年経営者に限定せず、全国の若手青年経営者にも参加を呼びかけ、「全国青年経営者の会」との意見交換として毎年1回開催しているものです。若手経営者の斬新な意見を聴取して、全海運の活性化、ひいては内航海運業界の活性化に向けた施策の参考に資することを目的としています。
今回は、青年経営者の会から34名、活性化PTから6名、全海運正副会長5名、その他オブザーバーを含め総勢53名が参加しました。
今回の青年経営者側の主な意見は、若年船員を確保・育成していくため、既存船の船員室を増設するにあたり、総トン数の増加分に対して柔軟な対応を国に要望願いたいというものです。船員室・食堂等船員の居住区部分を総トン数から除外して欲しい、と言った意見も聞かれました。
更に、将来も海運組合は必要であり、組合員の公平な負担による力の強い、意見の通りやすい組織とすべき、とする意見が聞かれました。
これら意見については、11/26開催の第317回理事会に報告することとしております。