当連合会は、11月20日、東京・平河町の海運クラブにて平成27年度事務局研修会を開催しました。東京スカイツリーが完成してからは初めての東京開催となり、上京を楽しみにされていた事務局関係者も多く、当日は全国の所属組合・地区組合・支部等から、事務局関係者が70名余参集し、盛況のうちに終了しました。
研修会は、定刻通り14:00に荒木次長の司会で進行し、まず、寺岡副会長(総務委員長)から開会挨拶があり、①全海運の業務運営についてご理解ご協力を頂いていることに対して各地区組合への感謝の念が述べられ②事務局研修会東京開催の難しさ③今年度は事務推進費を出来るだけ18組合に還元出来るよう予算編成を行った旨述べられた。
次いで藤井会長から挨拶があり、全海運会長就任後、初めてお顔を合わす地方職員も多いことから、簡単に自己紹介が行われました。
寺岡副会長(総務委員長)
藤井会長
続いて全海運事務局職員の自己紹介の後、藤井会長より「内航海運の現状と課題」について講演が行われました。今年は総連合会を含め、傘下4組合の役員が大幅に入れ替わり、新しい時代に変わる節目となった年であるが、船舶・船員の2大高齢化、暫定措置事業など課題山積に変わりなく依然として厳しい状況であり、斯様な中、微力ながら全海運会長として業務に注力していきたい旨、述べられました。
次いで、各職員から各々の担当分野における日常業務留意事項について説明を行いました。
① 荒木次長 … 28年度以降の暫定措置事業について
② 高橋業務課長 … ①における関連補足・申請手続き等について
③ 山田総務課長 … 定款一部改正について
④ 伊藤総務課職員 … 日常業務におけるお願い事項・留意点等について
最後に質疑応答、意見交換を行いました。
中島専務理事
荒木次長
山田総務課長
高橋業務課長
企画課職員 佐藤
総務課職員 伊藤
今回も前回同様、参加者同士の顔を見ながら意見交換できるよう「お見合い形式」のスタイルで行い有意義な研修会となりました。しかし、③定款一部改正の部分について、事務局が予測していたよりも活発な意見があった為、研修会終了時間を押してしまい、全体的な質疑応答時間が短くなってしまったことは、次回への課題となりました。
研修会風景
似島・廣延専務理事
中部沿海・伊藤専務理事
関東沿海・中澤専務理事
北海道・山口専務理事
呉・嘉屋事務局長
四海連・貞廣事務局長
博多・児玉事務局長
鹿児島・池端事務局長
壱岐汽船・竹松専務理事
17:05より高橋業務課長の司会により懇親パーティを開会し、新潟内航海運組合・山田専務理事より乾杯のご発声を頂き、和やかな雰囲気でスタートしました。また、この日は、海運ビル内で会議があった小比加総連合会会長(全海運前会長)が、懇親パーティから急遽、参加され、懇親を深められました。
最後は静岡県内航海運組合・浅場事務局長より中締めのご挨拶を頂き、閉幕まで盛り上がり終了することが出来ました。
乾杯のご発声
新潟・山田事務局長
中締めのご挨拶
静岡・浅場事務局長
今回は26回目の全海運事務局研修会となりましたが、今年は、だいぶ新しい職員さんも多く、新しいお顔ぶれと、以前より大変お世話になっている顔なじみのお顔ぶれが入り交じった年になりました。海運組合の古い歴史をご存じのベテランの方々と、エネルギッシュな若い世代の方々に今後も全海運事務局を支えて頂きたいと念じております。