第56回通常総会 パーティー ご挨拶

会長 小比加 恒久obika14

小比加でございます。本日はご多用の中を全国海運組合連合会の第56回通常総会、懇親会に皆様ご出席賜り誠に有難うございました。今年度は改選期ではありませんでしたので、このパーティーも極々内輪での開催とさせていただきました。

内航業界を取り巻く環境は、昨年の9月、10月に発生した連続の台風が引き金になり、貨物船においては船腹不足が年度末まで続きました。
10月以降はトラック等に於いても、運行管理が厳しくなったこともあり車両、運転手不足が表面化し、物流全体での人手不足による輸送の停滞問題として日本経済新聞にも取り上げられました。
内航に於いては、他にもガット船・セメント船等でも同様の状況です。

政府方針として東日本大震災復興関連・沖縄関連・公共工事関連予算の増加もありますが、内航海運業界のこれまでの減船対策と相俟って船腹不足が表面化してきたとも言えます。
東京オリンピック・パラリンピックも6年後とは言いながらも実質5年しかありません。
人手不足、資材の高騰もあって入札不成立の話しをよく耳にします。

我々の業界も船員不足は深刻であり、若手船員の確保・育成は喫緊の課題であり、船員不足は今年度更に深刻化してくるのではないでしょうか。
大成丸も就航し、内航船にマッチした乗船訓練が可能となりました。
全海運といたしましては今後も海技教育機構、海洋共育センターの応援をしていきたいと思います。

内航海運暫定措置事業については、平成28年度以降の納付金単価もある程度確定し、終息に向けて方針が決まりました。
細則の検討は勿論ですが、今後組合としてどうあるべきか?
組合員から何を求められるのか?といった点を今年度プロジェクトチームで探っていきたいと考えています。

他にもカボタージュの問題、燃料油の高騰等の問題が山積しておりますが、皆様方のご指導、ご協力のもとで、今後も内航総連合会の軸となる組合にしていきたいと思っています。

簡単ではありますが、開会の挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました。

 

2014年(平成26年)6月24日掲載