関東地方船員対策協議会 初 出前講座

 去る6月16日(火)、関東地方船員対策協議会は関東運輸局と共に東京都八王子市・市立横山中学校にて出前講座「船員になろう!」を初めて開催しました。

 同校は、キャリア教育の一環として、様々な分野の社会人を招き、その職業の魅力や苦労を聞き、有意義な進路選択が出来る様にするための職業講話「社会人による出前講座」を実施しています。

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講話中の中澤事務局長

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関東運輸局 森田船員労政課長

 

 当日は、日本内航海運組合総連合会制作DVD「海へ Catch the SUN」を上映後、以下の項目に重点を置き講話をし、次世代を担う中学生に船員という仕事に関心を持ち、将来の職業選択肢のひとつにしてもらえるようアピールしました。

● 内航海運の役割と重要性
● 船員の職種、仕事内容
● 職業としての魅力

 出前講座後のアンケートでは次のような結果を得ました。
(中学2年生の男子生徒20名、女子生徒7名の合計27名参加のうち、アンケート回答者23名)

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 また、講話後の感想文では次のような意見を頂きました。
(感想文提出24名)

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 中には講話前は「国土交通省って何?!」って思っていた生徒が講話後には「国交省の役割について理解が出来、海へ出てみたい」という気持ちへ変化するなど、将来への選択肢に入れてみるといった生徒、他の内航海運DVDも観てみたいという意見等、様々な意見が出て大変有意義な講話となりました。

 講話終了後は講師全員が体育館に案内され、2年生全体による「お礼の会」が行われました。お礼の挨拶、及び校歌斉唱が行われるなど和やかに終了しました。

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体育館で行われた「お礼の会」

 関東地方船員対策協議会は関東沿海海運組合内に事務所を設け、若手船員確保推進活動、内航海運広報活動等に注力しています。

 尚、今年も関東沿海海運組合が同協議会の担当事務局となり、会長には榎本成男(関東沿海海運組合・理事長)が新任し、事務局長には、私、中澤恒夫が再任致しました。
 今後もより一層、内航海運広報活動に努めて参ります。
 どうぞ宜しくお願い致します。