No.533:軽除き前年比27.5%、前月比14.9%増 軽は前年比32.1%増、前月比20.7%増 自販連、軽自連が1月の国内新車販売台数速報発表
No.534:生産6ヵ月連続、出荷10ヵ月連続前年比増 鉄連 12月の普通鋼鋼材需給速報発表

平成26年2月5日(水)Vol.533

軽除き前年比27.5%、前月比14.9%増

軽は前年比32.1%増、前月比20.7%増

自販連、軽自連が1月の国内新車販売台数速報発表

 
日本自動車販売協会連合会は2月3日、1月の軽自動車除く国内新車販売台数速報を発表した。

それによると、軽自動車を除く新車販売台数合計は29万2 446台で、前年同月比で27.5%の大幅増で、前月比でも14.9%の2桁増となった。4月からの消費税増税を控えての駆け込み需要によるもの。自動車は販売価格が高いため、消費税の3%引き上げは大きい。また、消費税が販売時でなく登録時にかかるため、早めの購入にとなっているもの。既に人気の車種では、3月までの納車が難しいとされるものもある。

1月の販売台数を車種別にみると、普通乗用車が13万6 120台と前年同月比で40.4%の大幅増で、前月比も15.4%の2桁増。小型乗用車は12万8 158台で前年同月比16.9%の2桁増で、前月比も21.7%の大幅増となった。これにより乗用車計では26万4 278台で前年同月比28.0%の大幅増で、前月比も18.4%の2桁増となった。貨物車は普通・小型を合わせて2万7 587台で前年同月比24.4%の大幅増だが、前月比9.5%の減となった。バスは581台で前年同月比4.6%の減で、前月比27.9%の大幅減となった。

一方、全国軽自動車協会連合会も同日、1月の軽四輪自動車販売台数速報を発表した。新車販売台数合計は20万3 659台と前年同月比で32.1%、前月比で20.7%のともに大幅増となった。

新車販売実績速報 平成26年1月 Excel

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平成26年2月5日(水)Vol.534

生産6ヵ月連続、出荷10ヵ月連続前年比増

鉄連 12月の普通鋼鋼材需給速報発表

 
日本鉄鋼連盟は2月3日、2013年12月の普通鋼鋼材需給速報を発表した。概要は次の通り。

12月の普通鋼鋼材生産は、前年同月(582.9万トン)比52.7万トン・9.0%増の635.6万トンと10ヵ月連続の増加となった。また、前月比では8.5万トン・1.3%減少した。

12月の出荷は、国内向けは420.4万トンで、前年同月比では61.0万トン・17.0%増と6ヵ月連続の増加となった。また、前月比では17.7万トン・4.0%減少した。輸出向けは219.8万トンで、前年同月比で16.9万トン、7.2%減と2ヵ月振りの減少となった。また、前月比でも3.9万トン・1.7%減少した。

この結果、出荷合計では、前年同月(596.1万トン)比44.0万トン・7.4%増の640.2万トンと2ヵ月連続の増加となった。また、前月比では21.6万トン・3.3%の減少となった。

12月末のメーカー・問屋在庫は、前月末(647.0万トン)比4.6万トン・0.7%減の642.5万トンで、2ヵ月連続の減少となった。内訳をみると、メーカー在庫が前月末(524.3万トン)比1.4万トン・0.3%増の525.7万トンと2ヵ月振りの増加となった。また、問屋在庫は前月末(122.7万トン)比5.9万トン・4.8%減の116.8万トンと2ヵ月振りの減少となった。

国内・輸出別では、国内向在庫が前月末(549.4万トン)比3.3万トン・0.6%増の552.7万トンと2ヵ月振りの増加となった。また、輸出船待在庫は前月末(97.6万トン)比7.8万トン・8.0%減の89.8万トンと2ヵ月連続の減少となった。

在庫増減についてみると、在庫が前月末比1万トン以上減少した品種は、鋼帯(幅600㎜以上)(6.3万トン減の156.9万トン)、鋼板(1.7万トン減の63.1万トン)、鋼矢板(1.4万トン減の5.5万トン)、冷延広幅帯鋼(1.2万トン減の54.5万トン)、その他の金属めっき鋼板(1.0万トン減の29.5万トン)であった。一方、在庫が前月末比1万トン以上増加した品種は、小形棒鋼(3.6万トン増の67.2万トン)、H形鋼(1.6万トン増の31.7万トン)、特殊線材(1.0万トン増の5.0万トン)であった。

12月末の在庫率(在庫&divide 出荷)は、前月末の97.8%から2.6ポイント上昇し100.4%となり、2ヵ月振りに100%を上回った。うち、国内在庫率は前月末の125.4%から6.1ポイント上昇し131.5%となった。

普通鋼鋼材需給速報 2013年12月 Excel

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