平成19年12月28日(金)Vol.16
前年同月比粗鋼1.1%増、燃料油2.4%増
経済産業省が平成19年11月の主要工業製品生産速報発表
経済産業省は12月28日、主要工業製品の平成19年11月の生産速報を発表した。
それによると、鉄鋼は粗鋼が10,119,999トンで前月比2.4%減ながら対前年同月比で1.1%の微増、熱間圧延鋼材が7,194,497トンで前年同月比3.7%減ながら対前年同月比で0.6%増のほぼ横ばいとなった。熱間圧延鋼材を品目別にみると、数量で最も多い鋼帯が3,962,997トンで前月比1.7%減ながら前年同月比2.7%増、これに次ぐ鋼板が1,139,701トンで前月比3.5%減ながら前年同月比12.1%の大幅増をみせた。しかし、棒鋼が1,049,672トンで前月比8.7%減、前年同月比でも12.9%の大幅減、形鋼が639,380トンで前月比5.8%減、前年同月比でも3.7%減となった。
また、資源エネルギー関係では、燃料油計で18,260,032?と前月比3.4%増、前年同月比2.4%増となった。品目別には最も多いガソリンが4,838,775?で前月比3.1%、前年同月比0.4%増とほぼ横ばい。これに次ぐ重油が4,429,576?で前月比0.5%の微増、前年同月比3.7%減。軽油が3,749,929?で前月比3.9%増、前年同月比10.4%増。灯油は需要期入りで2,304,916?で前月比43.7%の大幅増、対前年同月比で5.5%増ととなった。コークスは3,166,940トンで前月比4.3%減、前年同月比2.0%減だった。
鉄鋼と資源エネルギー関係の11月の生産速報は次表の通り。