平成24年12月5日（水）Vol.420

軽除き前年比3.3％減でも前月比0.4％増の回復基調

軽自動車前年比4.6％、前月比12.1％ともに増

自販連、軽自連が2012年11月の国内新車販売台数速報発表

日本自動車販売協会連合会は12月3日、2012年11月の軽自動車除く国内新車販売台数速報を発表した。

それによると、軽自動車を除く新車販売台数合計は24万3 974台で､前年同月比3.3％減だったが、前月比では0.4％増とほぼ横ばいにとどまった。

10月の販売台数を車種別にみると、普通乗用車が10万706台と前年同月比で13.7％減だが、前月比17.6％の2桁増と回復をみせた。小型乗用車は11万3 056台で前年同月比8.4％、前月比2.0％ともに増となった。これにより乗用車計では21万3.762台で前年同月比3.2％減となったものの、前月比で8.8％増となった。貨物車は普通・小型を合わせて2万9 481台で前年同月比2.8％の減となったが、前月比は4.0％の増となった。バスは731台で前年同月比16.3％の2桁減だが、前月比0.4％増で横ばいだった。

一方、全国軽自動車協会連合会も同日、2012年11月の軽四輪自動車販売台数速報を発表した。新車販売台数合計は14万9 968台と前年同月比4.6％、前月比で12.1％ともに増となった。

2012年11月新車販売台数速報 Excel

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平成24年12月5日（水）Vol.421

前年同月比1.2％、前月比5.8％ともに減

鉄連、2012年10月の鉄鋼輸出入実績概況発表

日本鉄鋼連盟は12月3日、2012年10月鉄鋼輸出実績概況を発表した。概要は次の通り。

2012年10月の鉄鋼輸出実績（全鉄鋼ベース）の数量は336.0万トンであった。2012年10月の金額はドルベース37億7 404万ドル、円ベース2 955億円であった。前年同月比でみると、数量は1.2％減と6ヵ月振りの減少となった。金額はドルベースでは11.2％減と5ヵ月連続の減少、円ベースでも9.4％減と5ヵ月連続の減少となった。前月比でみると、数量は5.8％減と3ヵ月連続の減少、金額はドルベースで3.7％減、円ベースでも4.0％減とともに5ヵ月連続の減少となった。

普通鋼鋼材計(216.1万トン)の前年同月比は0.5％減と2ヵ月振りの減少となった。内訳をみると、亜鉛めっき鋼板(38.7万トン、前年同月比4.0％減)が2ヵ月振り、厚板(27.8万トン、同3.5％減)が4ヵ月振り、冷延広幅帯鋼(24.1万トン、同13.4％減)が5ヵ月連続、形鋼(5.9万トン、同12.0％減)が 2ヵ月連続、電気鋼板（5.5万トン、同24.0％減）が2ヵ月振り、棒鋼(2.1万トン、同29.8％減) が2ヵ月振りで減少した。一方、熱延広幅帯鋼（80.1万トン、前年同月比8.2％増）が8ヵ月連続、溶鍛接鋼管(6.9万トン、同30.8％増)が4ヵ月振り、継目無鋼管(5.9万トン、同16.6％増)が3ヵ月振り、線材(4.4万トン、同1.4％増)が 3ヵ月振りで増加した。また、前月比では、普通鋼鋼材計は7.1％減と3ヵ月連続で減少した。これを品種別にみると、棒鋼（42.0％減）、電気鋼板(33.6％減)、形鋼(15.8％減)、厚板（11.3％減）、冷延広幅帯鋼(8.9％減)、熱延広幅帯鋼（5.9％減）、亜鉛めっき鋼板(2.1％減)等が減少した。一方、線材（27.9％増）、継目無鋼管(17.7％増)、溶鍛接鋼管(18.4％増)等が増加した。

全鉄鋼ベースの仕向先別では、最大の韓国(56.6万トン、前年同月比12.8％減)が4ヵ月振りの減少、中国(48.6万トン、同8.4％減)が3ヵ月連続の減少、タイ(50.5万トン、同6.2％増)が6ヵ月連続の増加、台湾(31.0万トン、同11.5％減)が2ヵ月振りの減少、米国(15.3万トン、同15.5％増)が15ヵ月連続の増加となった。

主要品種別にみると、熱延広幅帯鋼(16.9万トン、前年同月比7.8％減/2ヵ月振り減)、厚板(5.9万トン、同9.6％減/4ヵ月振り減)、亜鉛めっき鋼板(5.9万トン、同10.7％減/2ヵ月振り減)、線材(1.6万トン、同42.9％減/2ヵ月振り減)、形鋼(0.7万トン、同16.7％減/2ヵ月振り減)、棒鋼(0.3万トン、同3.9％減/5ヵ月振り減)等が減少した。一方、冷延広幅帯鋼(9.2万トン、前年同月比0.8％増/2ヵ月連続増)、溶鍛接鋼管(1.7万トン、同67.6％増/2ヵ月連続増) 等が増加した。

仕入先別では、韓国(32.2万トン、前年同月比2.4％減)が2ヵ月振りの減少、台湾(7.9万トン、同8.8％増)が2ヵ月連続の増加、中国(3.2万トン、同55.4％減)が8ヵ月連続の減少となった。