平成25年8月1日(火)Vol.484
484前年比で生産4ヵ月連続増加、出荷3ヵ月振り減少
鉄連 6月の普通鋼鋼材需給速報
日本鉄鋼連盟は8月1日、2013年6月の普通鋼鋼材需給速報を発表した。概要は次の通り。
6月の普通鋼鋼材生産は、前年同月(614.4万トン)比1.5万トン・0.2%増の615.9万トンと4ヵ月連続の増加となった。また、前月比では28.6万トン・4.4%減少した。
6月の出荷は、国内向けは384.3万トンで、前年同月比では9.7万トン・2.5%減と3ヵ月振りの減少となった。また、前月比でも17.9万トン・4.4%減少した。輸出向けは217.0万トンで、前年同月比で3.8万トン、1.7%減と12ヵ月振りの減少となった。また、前月比でも24.7万トン・10.2%減少した。
この結果、出荷合計では、前年同月(614.8万トン)比13.5万トン・2.2%減の601.4万トンと4ヵ月振りの減少となった。また、前月比でも42.6万トン・6.6%の減少となった。
6月末のメーカー・問屋在庫は、前月末(647.4万トン)比14.5万トン・2.2%増の661.9万トンで、3ヵ月連続の増加となった。内訳をみると、メーカー在庫が前月末(516.3万トン)比12.2万トン・2.4%増の528.5万トンと2ヵ月振りの増加となった。また、問屋在庫は前月末(131.2万トン)比2.3万トン・1.7%増の133.5万トンと2ヵ月連続の増加となった。
国内・輸出別では、国内向在庫が前月末(548.0万トン)比13.3万トン・2.4%増の561.3万トンと3ヵ月連続の増加となった。また、輸出船待在庫は前月末(99.4万トン)比1.2万トン・1.2%増の100.7万トンと2ヵ月振りの増加となった。
在庫増減についてみると、在庫が前月末比1万トン以上増加した品種は、鋼帯(幅600㎜以上)(8.5万トン増の167.3万トン)、小形棒鋼(4.9万トン増の74.4万トン)、軌条(3.5万トン増の6.3万トン)、H形鋼(3.3万トン増の31.6万トン)、鋼管(1.4万トン増の53.3万トン)であった。一方、在庫が前月末比1万トン以上減少した品種は、亜鉛めっき鋼板(4.5万トン減の93.6万トン)、鋼板(1.9万トン減の60.8万トン)、冷延広幅帯鋼(1.3万トン減の57.0万トン)、その他の金属めっき鋼板(1.1万トン減の26.8万トン)であった。
6月末の在庫率(在庫&出荷)は、前月末の100.5%から9.6ポイント上昇し110.1%となり、3ヵ月連続で100%を上回った。うち、国内在庫率は前月末の136.2%から9.8ポイント上昇し146.0%となった。
普通鋼鋼材需給速報 2013年6月 Excel
平成25年8月3日(土)Vol.485
485軽除き前年比15.8%減でも前月比6.5%増
軽は前年比1.7%、前月比2.1%ともに増
自販連、軽自連が2013年7月の国内新車販売台数速報発表
日本自動車販売協会連合会は8月1日、2013年7月の軽自動車除く国内新車販売台数速報を発表した。
それによると、軽自動車を除く新車販売台数合計は28万4 314台で、前年同月比15.8%の2桁減となったものの、前月比では6.5%の増となった。
6月の販売台数を車種別にみると、普通乗用車が11万9 569台と前年同月比で10.9%の2桁減だが、前月比2.7%の増。小型乗用車は13万330台で前年同月比19.3%の大幅減だが、前月比11.6%の2桁増となった。これにより乗用車計では24万9 899台で前年同月比15.5%の2桁減となったものの、前月比で7.2%の増となった。貨物車は普通・小型を合わせて3万3 516台で前年同月比4.2%、前月比1.7%のともに増となった。バスは899台で前年同月比14.2%、前月比16.1%のともに2桁増だった。
一方、全国軽自動車協会連合会も同日、2013年7月の軽四輪自動車販売台数速報を発表した。新車販売台数合計は18万7 797台と前年同月比1.7%、前月比2.1%のともに増となった。
2013年7月新車販売台数速報 Excel