平成26年1月9日（木）Vol.524
前年比 生産9ヵ月連続増、出荷5ヵ月連続増
鉄連 2013年11月の普通鋼鋼材需給速報発表
日本鉄鋼連盟は1月8日､2013年11月の普通鋼鋼材需給速報を発表した｡概要は次の通り｡
11月の普通鋼鋼材生産は、前年同月（601.4万トン）比43.5万トン・7.2％増の644.8万トンと9ヵ月連続の増加となった。また、前月比でも12.6万トン・2.0％増加した。
11月の出荷は、国内向けは438.8万トンで、前年同月比では56.6万トン・14.8％増と5ヵ月連続の増加となった。また、前月比でも23.9万トン・5.8％増加した。輸出向けは223.7万トンで、前年同月比で7.8万トン、3.6％増と4ヵ月振りの増加となった。また、前月比でも23.8万トン・11.9％増加した。
この結果、出荷合計では、前年同月(598.2万トン)比64.4万トン・10.8％増の662.6万トンと2ヵ月振りの増加となった。また、前月比でも47.6万トン・7.7％の増加となった。
11月末のメーカー・問屋在庫は、前月末（664.7万トン）比17.7万トン・2.7％減の647.0万トンで、4ヵ月振りの減少となった。内訳をみると、メーカー在庫が前月末(547.0万トン)比22.7万トン・4.1％減の524.3万トンと4ヵ月振りの減少となった。また、問屋在庫は前月末（117.7万トン）比5.0万トン・4.2％増の122.7万トンと3ヵ月振りの増加となった。
国内・輸出別では、国内向在庫が前月末（560.8万トン）比11.4万トン・2.0％減の549.4万トンと2ヵ月振りの減少となった。また、輸出船待在庫は前月末（104.0万トン）比6.3万トン・6.1％減の97.6万トンと3ヵ月振りの減少となった。
在庫増減についてみると、在庫が前月末比１万トン以上減少した品種は、鋼帯（幅600㎜以上）（7.1万トン減の163.1万トン）、鋼板（3.4万トン減の64.7万トン）、鋼管（2.5万トン減の51.2万トン）、亜鉛めっき鋼板（2.2万トン減の95.5万トン）、特殊線材（1.3万トン減の4.0万トン）、ティンフリースチール（1.3万トン減の7.4万トン）、冷延広幅帯鋼（1.0万トン減の55.7万トン）であった。一方、在庫が前月末比１万トン以上増加した品種はなかった。
11月末の在庫率（在庫&出荷）は、前月末の108.1％から10.4ポイント低下し97.7％となり、4ヵ月振りに100％を下回った。うち、国内在庫率は前月末の135.1％から9.9ポイント低下し125.2％となった。
普通鋼鋼材需給速報 2013年11月 Excel
平成26年1月9日（木）Vol.525
軽除き前年比18.7％増、前月比7.9％減
軽は前年比36％増、前月比6.8％減
自販連、軽自連が12月の国内新車販売台数速報発表
日本自動車販売協会連合会は2014年1月6日、2013年12月の軽自動車除く国内新車販売台数速報を発表した。
それによると、軽自動車を除く新車販売台数合計は254 464台で､前年同月比で18.7％の2桁増だが、前月比で7.9％の減となった。
12月の販売台数を車種別にみると、普通乗用車が117 915台と前年同月比で26.5％の大幅増だが、前月比1.1％の減。小型乗用車は105 264台で前年同月比13.0％の2桁増だが、前月比14.6％の2桁減となった。これにより乗用車計では223 179台で前年同月比19.8％の2桁増だが、前月比8.0％の減となった。貨物車は普通・小型を合わせて3479台で前年同月比11.8％の2桁増だが、前月比8.0％の減となった。バスは806台で前年同月比0.2％の微減だが、前月比5.1％の増となった。
これにより2013年1～12月の暦年累計では、軽自動車除く国内新車販売台数が3262 522台で前年比3.8減となった｡車種別には普通乗用車が1399 407台で前年比0.9の微減。小型乗用車が1472 704台で同8.1％減。乗用車計で2872 111台で同4.7％減となった。貨物車は普通､小型合わせて379 155台で同4.3％増｡バスは11 256台で同5.7％減となった｡
一方、全国軽自動車協会連合会も同日、12月の軽四輪自動車販売台数速報を発表した。新車販売台数合計は168 746台と前年同月比で36.0％の大幅増だが、前月比6.8％の減となった。
この結果､2013年暦年累計では、2112 991台で前年比6.7％の増となった｡
新車販売実績速報 平成25年12月 Excel
