No.578:軽除き前年比0.7%の微減、前月比28.2%増 軽は前年比26.1%増、前月比1.9%増 自販連、軽自連が6月の国内新車販売台数速報発表
No.579:国内出荷 前年比3ヵ月連続減 製紙連合 6月の紙・板紙需給速報発表

平成26年8月3日(日)Vol.578

軽除き前年比0.7%の微減、前月比28.2%増

軽は前年比26.1%増、前月比1.9%増

自販連、軽自連が6月の国内新車販売台数速報発表

 
日本自動車販売協会連合会は8月1日、7月の軽自動車除く国内新車販売台数速報を発表した。

それによると、軽自動車を除く新車販売台数合計は28万5 886台で、前年同月比0.6%の微増だが、前月比7.8%の増となった。

7月の販売台数を車種別にみると、普通乗用車が11万7 881台と前年同月比で1.4%減だが、前月比6.7%の増を示した。小型乗用車は13万2 808台と前年同月比1.9%増で、前月比12.0%の2桁増となった。これにより乗用車計では25万689で前年同月比0.3%の微増で、前月比9.5%の増となった。

貨物車は普通・小型を合わせて3万4 171台で前年同月比2.0%増だが、前月比3.3%減となった。バスは1 026台で前年同月比0.6%の微増で、前月比25.7%の大幅増となった。

一方、全国軽自動車協会連合会も同日、7月の軽四輪自動車販売台数速報を発表した。新車販売台数合計は17万4 374台と前年同月比で7.1%、前月比で7.9%のともに減となった。

新車車販売実績速報 2014年7月 Excel

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平成26年8月3日(日)Vol.579

国内出荷 前年比3ヵ月連続減

製紙連合 6月の紙・板紙需給速報発表

 
日本製紙連合会はこのほど、6月の紙・板紙需給速報を発表した。概要は次の通り。

【概況】

紙・板紙の国内出荷は前年同月比1.1%減、3ヵ月連続の減少となった。うち紙は2.5%減、3ヵ月連続の減少だった。他方、板紙は0.8%増で、3ヵ月振りの増加だった。消費増税の影響は板紙・包装分野を中心に和らいたが、グラフィック、衛生分野は停滞した。

紙・板紙の輸出は前年同月比0.3%減でほぼ横ばいだったが、前月に続き減少した。うち紙は9.1%減で、東南アジア向けの減少により3ヵ月連続の減少だった。他方、板紙は28.1%増で、東南アジア向けを中心に20ヵ月連続の増加だった。

紙・板紙の在庫は前月比31千トン増で、3ヵ月連続の増加となった。うち紙は7千トン増で、衛生用紙の増加により3ヵ月連続の増加だった。板紙は24千トン増で、段ボール原紙を中心に2ヵ月連続の増加だった。

【主要品種】

新聞用紙の国内出荷は前年同月比0.6%減でほぼ横ばいだが、4ヵ月連続の減少となった。W杯関連等による増頁もあったが、発行部数の減少が影響した。

印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比3.9%減で3ヵ月連続の減少となった。商業印刷向け等を中心に印刷用紙は低調だが、情報用紙はPPCを中心に2ヵ月連続の増加だった。輸出は17.4%減で、前月に続き2割弱の減少だった。

包装用紙の国内出荷は前年同月比2.5%増で、消費増税の影響等は残るが、未ざらしを中心に前月の減少から増加に転じた。輸出は8.8%増で、引き続き高水準を維持した。

衛生用紙の国内出荷は前年同月比5.0%減でトイレット、ティシュを中心に消費増税の影響に加え、製品輸入の増加等もあり、3ヵ月連続の減少となった。

段ボール原紙の国内出荷は前年同月比1.0%増で、加工食品向け等を中心に3ヵ月振りの増加となった。白板紙の国内出荷は0.2%増でほぼ横ばいだが、前月の減少から増加した。荷動きは低調だが、POPや加工食品向け等が寄与した。

紙・板紙需給速報 2014年6月 PDF

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