No.828:8月生産2カ月連続前月比低下 経産省 8月の鉱工業生産・出荷・在庫速報発表
No.829:販売 6カ月ぶり前年比割れ エネ庁 8月の石油統計速報発表
No.830:粗鋼6カ月、燃料油4カ月連続増 経産省 8月の生産動態統計速報発表

令和3年10月13日(水)Vol.828

8月生産2カ月連続前月比低下

経産省 8月の鉱工業生産・出荷・在庫速報発表

経産省は9月30日、8月の鉱工業生産・出荷・在庫速報を発表した。それによると8月の鉱工業生産は、自動車工業を中心に電気・情報通信機械工業など多くの業種が低下したことを受けて、全体として前月比−3.2%と2カ月連続の低下。経産省では、基調判断を「生産は足踏みをしている」に引き下げた。

8月の鉱工業生産は季節調整済指数95.0、前月比-3.2%と、2カ月連続の低下となった。これまでの生産は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、昨年2月から5月にかけて急速に低下した後、6月以降一転、回復基調が続いていた。半導体不足などの影響から、本年5月に大幅に低下したものの、6月は再び上昇に転じたが、7月は再び低下し、8月は半導体不足に加えて、アジアからの部材調達の困難化などの影響により、2カ月連続での低下となった。

その結果、本年年8月の生産水準は、半導体不足などの影響で大幅に低下した本年5月(指数値93.5)以来の水準となった。

前月比で12業種低下、3業種上昇

8月の鉱工業生産を業種別にみると、全体15業種のうち12業種が前月比低下、3業種が前月比上昇という結果だった。8月は自動車工業を中心に、電気・情報通信機械工業を始めとした多くの業種が低下したことから、全体として低下した。

主な低下寄与業種についてみると、まず、低下寄与の最も大きかった自動車工業は、普通乗用車や自動車用エンジン、シャシー・車体部品等が主な低下要因となっている。長引く半導体不足に加えて、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けたアジア各国での経済活動制限等による部材調達不足の影響などにより、2カ月連続で低下したものと考えられる。

また、低下寄与2位の電気・情報通信機械工業も、2カ月連続の低下となった。リチウムイオン蓄電池や放送装置、ノート型パソコン等が低下要因となっている。リチウムイオン蓄電池は、本年に入ってから生産が高い水準を維持し続けていたが、夏期の稼働日調整などを受けて低下したと思われる。また、放送装置は、堅調であった前月からの反動減により、低下したと考えられる。ノート型パソコンについては、世界的な半導体不足の影響を受けて、低下したものと考えられる。

出荷2カ月連続低下

8月の鉱工業出荷は、季節調整済指数92.7、前月比-3.8%と、2カ月連続の低下となった。

出荷を業種別にみると、全体15業種のうち13業種が低下、2業種が上昇となった。

8月は自動車工業を中心に、電気・情報通信機械工業を始めとした多くの業種が低下したことから、全体として低下した。この点は、生産と概ね同様の動きとなっている。

主な低下寄与業種についてみると、まず低下寄与の最も大きかった自動車工業は、生産と同様、普通乗用車や自動車用エンジン、シャシー・車体部品等が主な低下要因となっている。長引く半導体不足に加えて、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けたアジア各国での経済活動制限等による部材調達不足の影響などにより、2カ月連続で低下したものと考えられる。

また、低下寄与2位の電気・情報通信機械工業も、2カ月連続の低下となった。放送装置やノート型パソコン、自動車用電気照明器具等が低下要因となっている。放送装置は、堅調であった前月からの反動減により、低下したと考えられる。また、ノート型パソコンについては、世界的な半導体不足の影響を受け、低下したものと考えられる。自動車用電気照明器具は、自動車工業と同様の理由で低下したものと考えられる。

財の需要先の用途別分類である財別出荷指数をみると、生産財が前月比3.1%の低下であったことに加え、耐久消費財が同14.0%の低下、資本財(輸送機械除く)が同3.0%の低下、非耐久消費財が同2.0%の低下と、建設財を除き低下となった。

在庫2カ月連続低下

8月の鉱工業在庫は季節調整済指数94.7、前月比-0.3%と、2カ月連続の低下となった。

業種別にみると、15業種のうち6業種が低下、9業種が上昇となった。低下寄与業種の中では、特に自動車工業の低下寄与が大きくなっている。

自動車工業では生産、出荷ともに低下したが、生産の低下幅よりも出荷の低下幅が小さかったことから、在庫は減少したと思われる。

在庫率2カ月連続上昇

8月の鉱工業在庫率は、季節調整済指数113.3、前月比3.4%と2カ月連続の上昇となった。業種別にみると、15業種のうち11業種が上昇、4業種が低下となった。

特に、電気・情報通信機械工業や電子部品・デバイス工業の上昇寄与が大きくなっている。

在庫循環図をみると、昨年第4四半期と本年第1四半期は、「意図せざる在庫減局面」にあり、本年第2四半期には、「在庫積み増し局面」に達し、第3四半期(速報値)も継続している。

但し、生産前年同期比(横軸)については、昨年の生産水準が新型コロナウイルス感染症の影響で大きく低下していることから、その点には留意が必要と考えられる。

8月の生産基調「足踏み」に引き下げ

8月の鉱工業生産は、前月比3.2%の低下となった。生産は、新型コロナウイルス感染症の影響で昨年2月から5月まで低下が続いた後、6月以降は一転、回復傾向が続いていた。半導体不足などの影響から、本年5月に大幅に低下したものの、6月は再び上昇に転じたが、7月は再び低下し、8月は2カ月連続での低下となった。

この背景には、8月の生産が長引く半導体不足に加えて、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けたアジア各国での経済活動制限等による部材調達不足の影響などで、自動車工業等で低下したことが考えられる。

また、先行きに関しては、企業の生産計画が9月と10月はともに上昇となっているが、9月の補正値では前月比1.3%の低下と予測され、3カ月連続でのマイナスとなる可能性が高いことから、均してみると足踏み状態にあると考えられる。

こうした状況を踏まえ経産省では、鉱工業生産の8月の基調判断については、「生産は足踏みをしている」に引き下げている。

今後も変異タイプの新型コロナウイルス感染症の拡大による内外経済への影響や、半導体不足などの部材調達の困難化などの影響について、経産省では引き続き注視して行く必要があるとみているす。

製造工業の生産計画では、9月と10月はともに前月比上昇の計画となっているが、生産が3カ月連続でマイナスとなる可能性が高く、足踏み状態にあると考えられる。今後も、新型コロナウイルス感染症の拡大による内外経済への影響や部材調達の困難化の影響などに留意する必要がある。

生産 9・10月上昇計画

9月上旬に実施した9月と10月の企業の生産予測調査の結果では、9月の生産計画で前月比0.2%の上昇を見込むという結果となっている。

ただ、この生産計画には上方バイアスが含まれており、この上方バイアスを過去の傾向に基づき補正し、9月の鉱工業生産の実績を推計試算してみると、最頻値では前月比1.3%程度の低下、90%の確率で収まる範囲は前月比-3.2%~プラス0.6%の間、という計算結果となる。

また、10月の生産計画は補正前の9月計画値から前月比6.8%上昇する計画となっている。

9月計画では、6業種で上昇、5業種で低下の計画

9月の生産計画では、全体11業種のうち、6業種が前月比上昇、5業種が前月比低下の計画となっています。

特に、上昇寄与の高かった業種が化学工業と生産用機械工業であり、低下寄与の高かった業種は輸送機械工業となっています。

これは、輸送機械工業などでは、長引く半導体不足に加えて、新型コロナウイルス感染症の拡大を受カ月たアジア各国での経済活動制限等により、部材調達不足の影響などで減産する計画となっているものの、化学工業では、その他の化学製品や洗剤・化粧品などで、生産用機械工業では、農業・建設・鉱山機械や半導体・フラットパネルディスプレイ製造装置などで増産する計画となっていることによるものです。

10月計画 8業種上昇、2業種低下

10月の生産計画では、全体11業種のうち8業種が前月比上昇、2業種が前月比低下、1業種が前月比横ばいの計画となっている。

特に上昇寄与の高かった業種が輸送機械工業や生産用機械工業、電気・情報通信機械工業であり、低下寄与の高かった業種が化学工業となっている。

これは、化学工業で9月の上昇による反動減などで減産計画を予定している一方、輸送機械工業で9月の低下による反動増などで増産計画を予定していることによるもの。

但し、経産省では現調査時点が9月上旬であったため、最新の新型コロナウイルス感染症の拡大による内外経済への影響や半導体不足などの部材調達の困難化などの影響は十分に反映されていない可能性があり、その点も注意しておく必要があるとしている。

9〜10月通期計画

9月と10月の2カ月の生産計画による業種毎の生産予測の伸び率を通してみると、以下の図のようになる。

10月までみると、多くの業種で上昇を予定していることなどから、製造工業の生産は8月比で上昇する見込みとなっている。

しかし、調査時点の影響から10月の生産計画については、最新の新型コロナウイルス感染症の拡大による内外経済への影響や、半導体不足などの部材調達の困難化などの影響が十分に反映されていない可能性があり、経産省では次回の調査時点では、この下振れリスクがより顕在化してくることも想定しておく必要があるとしている。

仮に企業の生産計画通りの前月比で生産されると、9月の鉱工業生産の指数値は95.2、10月の指数値は101.7となる。

一方、9月計画に含まれる上方バイアスを過去の傾向に基づき補正すると、最頻値で前月比1.3%の低下となり、その場合の指数値は93.8となる。

生産の先行きについては、9月が補正結果を踏まえると3カ月連続でのマイナスとなる可能性が高く、足踏み状態にあると考えられている。

今後とも、変異タイプの新型コロナウイルス感染症の拡大による内外経済への影響や半導体不足などの部材調達の困難化などの影響については、引き続き十分注意しておく必要があるだろう。

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令和3年10月13日(水)Vol.829

販売 6カ月ぶり前年比割れ

エネ庁 8月の石油統計速報発表

資源エネルギー庁は9月30日、8月の石油統計速報を発表した。概要は次の通り。

1.原油の動向

8月の原油輸入量は1,344万㎘、前年同月比115.5%と前年を上回った。輸入量の多い順にみると次の通りになっている。

(1)アラブ首長国連邦(534万㎘、前年同月比185.0%)

(2)サウジアラビア(498万㎘、同94.4%)

(3)クウェート(90万㎘、同90.8%)

(4)カタール(82万㎘、同100.5%)

(5)ロシア(39万㎘、同48.0%)

8月の中東依存度は92.1%、前年同月に比べ4.0ポイント増と2カ月連続で前年を上回った。

2.燃料油の生産

燃料油の生産は1,179万㎘、前年同月比111.8%と4カ月連続で前年を上回った。油種別にみると、ナフサ、ジェット燃料油、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン及び灯油は前年同月を下回った。

3.燃料油の輸入、輸出

燃料油の輸入は325万㎘、前年同月比94.5%と2カ月連続で前年を下回った。輸出は216万㎘、前年同月比181.3%と3カ月連続で前年を上回った。

4.燃料油の国内販売

燃料油の国内販売は1,214万㎘、前年同月比99.6%と6カ月振りに前年を下回った。油種別にみると、ナフサ、灯油、A重油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ジェット燃料油及び軽油は前年同月を下回った。

5.燃料油の在庫

燃料油の在庫は980万㎘、前年同月比94.5%と2カ月連続で前年を下回った。油種別にみると、ナフサ、ジェット燃料油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、灯油、軽油及びA重油は前年同月を下回った。

※添付資料

石油需給概要速報  2021年8月  Excel

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令和3年10月13日(水)Vol.830

粗鋼6カ月、燃料油4カ月連続増

経産省 8月の生産動態統計速報発表

経済産業省は9月30日、8月の生産動態統計速報を発表した。粗鋼生産量は792.5万トンと前月比1.0%減だが、前年同月比22.9%の大幅増となった。これで前年同月比では6カ月連続の増となった。主要鉄鋼製品は前年同月比で大幅増が目立ち、鉄鋼生産は回復傾向にある。

また、8月の石油製品生産量は燃料油計が1,179.4万㎘と前月比11.4%、前年同月比11.8%のともに2桁増となり、前年同月比で4月連続増となった。

【8月の鉄鋼生産】

8月の銑鉄生産は591.9万トンと前月比0.3%の微増で、前年同月比24.1%の大幅増となり、前年同月比では6カ月連続の増加となった。

粗鋼生産は792.4万トンと前月比1.0%減だが、前年同月比22.9%の大幅増となり、前年同月比では6カ月連続の増加となった。8月の1日当たり粗鋼生産は25.6万トンで、7月の同25.8万トン比で1.0%減となった。

炉別生産では、転炉鋼が609.9万トンと前月比0.8%の微増で、前年同月比24.6%の大幅増。電炉鋼が182.5万トンと前月比6.7%減だが、前年同月比17.6%の2桁増となり、前年同月比では転炉鋼、電炉鋼ともに6カ月連続の増加となった。

鋼種別生産では、普通鋼が603.6万トンと前月比1.2%減だが、前年同月比14.2%の2桁増。特殊鋼が188.8万トンと前月比0.4%の微減だが、前年同月比62.3%の大幅増となり、前年同月比では普通鋼、特殊鋼ともに6カ月連続の増加となった。

熱間圧延鋼材(普通鋼、特殊鋼の合計)の生産は698.5万トンと前月比2.9%減だが、前年同月比19.0%増となり、前年同月比では6カ月連続の増加となった。

普通鋼熱間圧延鋼材の生産は543.3万トンと前月比2.8%減だが、前年同月比12.7%の2桁増となり、前年同月比では6カ月連続の増加となった。

特殊鋼熱間圧延鋼材の生産は155.2万トンと前月比3.3%減だが、前年同月比48.4%の大幅増となり、前年同月比では8カ月連続の増加となった。

8月の主要品種の生産内訳をみると普通鋼では、鋼帯が344.8万トンと前月比3.5%減だが、前年同月比19.6%の2桁増。冷延広幅帯鋼が142.1万トンと前月比0.5%の微増で、前年同月比30.9%の大幅増。鋼板が72.1万トンと前月比4.5%が、前年同月比2.3%のともに増。小形棒鋼が57.6万トンと前月比13.6%の2桁減で、前年同月比も5.9%減。冷延電気鋼帯が11.9万トンと前月比5.2%減だが、前年同月比40.5%の大幅増。線材が12.5万トンと前月比7.2%減だが、前年同月比23.0%の大幅増となった。

特殊鋼では、熱間圧延鋼材が155.9万トンと前月比2.8%減だが、前年同月比49.1の大幅増。冷延広幅帯鋼が142.1万トンと前月比0.5%の微増で、前年同月比30.9%の大幅増。特殊鋼磨棒鋼・線類が15.1万トンと19.5%の2桁減だが、前年同月比35.0%の大幅増となった。

鋼管では、普通鋼熱間鋼管が28.2万トンと前月比8.2%減だが、前年同月比15.6%の2桁増。特殊鋼熱間鋼管が8.3万トンと前月比1.8%、前年同月比6.5%のともに増となった。

めっき鋼材では、亜鉛めっき鋼板が83.5万トンと前月比1.6増で、前年同月比55.8%の大幅増となった

【8月の鉄鋼出荷】

8月の主要品種の出荷を品目別にみると、普通鋼では鋼帯が163.3万トンと前月比11.9%減だが、前年同月比2.8%増。冷延広幅帯鋼が10.5万トンと前月比16.7%の2桁減だが、前年同月比29.2%の大幅増。鋼板が67.9万トンと前月比5.1%減で、前年同月比0.2%の微減。H形鋼が27.3万トンと前月比2.5%減だが、前年同月比2.1%増。線材が117万トンと前月比8.7%減だが、前年同月比17.6%の2桁増となった。

特殊鋼では、熱間圧延鋼材が104.0万トンと前月比10.6%の2桁減で、前年同月比44.5%の大幅増。冷延広幅帯鋼が49.3万トンと前月比9.9減で、前年同月比28.0%の大幅増。特殊鋼磨棒鋼・線類が14.3万トンと前月比18.7%の2桁減で、前年同月比32.8%の大幅増となった。

鋼管では、普通鋼熱間鋼管が23.2万トンと前月比8.1%減だが、前年同月比11.8%の2桁増。特殊鋼熱間鋼管が14.3万トンと前月比18.7%の2桁減だが、前年同月比32.8%の大幅増となった。

めっき鋼板では、亜鉛めっき鋼板が73.6万トンと前月比9.0%減だが、前年同月比23.5%の大幅増となった。

【8月の石油生産】

8月の石油製品の生産を油種別みると、重油が206.3万㎘と前月比8.76%増で、前年同月比27.7%の大幅増。軽油が327.6万㎘と前月比13.4%の2桁増で、前年同月比23.7%の大幅増。不需要期の灯油が65.0万㎘と前月比8.8%の増だが、前年同月比28.4%の大幅減。ナフサが98.2万㎘と前月比13.8%の2桁増で、前年同月比も5.3%増。ジェット燃料油が99.5万㎘と前月比33.4%、前年同月比75.9%のともに大幅増。液化石油ガスが31.5万トンと前月比41.4%の大幅増で、前年同月比も5.3%増。アスファルトが18.6万トンと前月比11.7%の2桁増で、前年同月比も5.1%増。潤滑油が15.2万㎘と前月比19.5%、前年同月比11.2のともに2桁減となった。

【8月の石油出荷】

8月の石油製品の出荷をみると、燃料油計で1.386.1万㎘と前月比8.0%、前年同月比5.2%のともに増となった。

油種別では、重油が195.7万㎘と前月比0.9%の微増で、前年同月比6.9%増。ガソリンが405.6万㎘と前月比3.6%増だが、前年同月比6.8%減。軽油が320.6万㎘と前月比9.0%増で、前年同月比18.0%の2桁増。ナフサが308.6万㎘と前月比12.7%の2桁増で、前年同月比0.5%の微増。ジェット燃料油が90.6万㎘と前月比22.5%、前年同月比48.7%のともに大幅増。液化石油ガスが34.8万トンと前月比30.2%の大幅増だが、前年同月比8.2%減。アスファルトが13.3万トンと前月比2.1%減で、前年同月比14.9%の2桁減。潤滑油が15.4万㎘と前月比26.3%の大幅減で、前年同月比も15.8%の2桁減となった

【8月のコークス・石灰石】

7月のコークスの生産は、256.6万トンと前月比1.6%増で、前年同月比12.7%の2桁増。出荷は65.7万トンと前月比4.0%減だが、前年同月比1.5%減となった。

7月の石灰石の生産は、1,127.4万トンと前月比6.3%、前年同月比4.0%のともに増。出荷は930.5万トンと前月比6.8%、前年同月比8.6%のともにとなった。

※添付資料

鉄鋼統計速報 2021年8月  Excel

資源エネルギー統計速報 2021年8月  Excel

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